こんにちは!Hello, everyone!
子ども英語教室の運営をして7年目、バイリンガル育児はもう10年になる、チーナです。
フォニックスは、アルファベットを「発音する音」で覚える勉強法です。
フォニックスには決まったルールがあり、それを覚えて発音できるようになると、知らない単語でも読めるようになります。
発音は違いますが、ルールを覚えて読めるようになるところは、ローマ字読みに似ています。
幼児期や英語初心者から覚えておくと、後々便利ですよ!
【おすすめ英語教材】フォニックスの勉強方法
母音(AEIOU)、と子音(その他の音)の単音は暗記するのみで、比較的わかりやすいですが、“ch” “th” など、アルファベットの組み合わせになると、発音や暗記が難しく感じる子が多いようです。
でも、ルールを覚えてしまえば、あとは練習を繰り返すのみ!なので、ローマ字を覚える感じで音に慣れていきます。
ワークシート、フラッシュカード(無料ダウンロード)
サイト:ちびむすドリル
「フォニックス 教材 無料 ダウンロード」で検索すると出てきます!
教材本
「Phonics for First Grade」 Carson Dellosa Education出版
(ISBN 978−1−60418−785−4)
フォニックス初級者のための問題集です。アメリカの1年生が学ぶ範囲のフォニックスで、全ページカラーで、絵も多いため、幼児でも取り組みやすくなっています。
「Reading Grade1」Kumon Publishing North America, Inc.
(ISBN 978−1−934968−51−2)
アメリカで、リーディングを始めるための問題集です。前半は、フォニックス中心で、子音のコンビネーションもたくさん取り組めるため、初級のフォニックスを終えた子たちにちょうどいいと思います。後半から、実際に短い文章を読み始めます。
「小学生のための英語脳育成ドリル 」イムラン•スィディキ著
(ISBN 978−4−7889−1490−2)
シリーズになっていて、シリーズ2から、フォニックスに取り組むようになっています。シリーズ3はフォニックスのまとめから始まり、シチュエーションごとの会話の練習が中心で、小学校高学年向けです。CDを聞きながら、問題を解いていく形式で、問題は少なめです。
手作り教材(フォニックス表)
何度も繰り返すことが大切なので、いろいろなアウトプットの場を作ってあげます。
手作りフォニックスカードとして持っているのもいいし、みんなのカードを張り合わせて表にして、教室に貼っておくのもいいですね!
フォニックスのルールのまとめ
母音
A | E | I | O | U | |
発音 | 短いA | 短いE | 短いI | 短いO | 短いU |
長いA
(5つの読み方) a_e, ai, ay, ei (ey), a |
長いE
(4つの読み方) e_e, ee, ea, y |
長いI
(5つの読み方) i_e, igh, y, ie, i |
長いO
(5つの読み方) o_e, oa, ow, oe, o |
長いU
(4つの読み方) u_e, ue, ew, u |
|
例 | cake
eight pay paint alien |
here
cheek read curry |
dive
night fly pie idol |
home
soap snow toe go |
cube
tissue new music |
子音(発音の例)+ コンビネーション
B (bee) | C (cat) | D (doll) | F (fruit) | G (gold) |
H (honey) | J (jam) | K (king) | L (lamp) | M (monkey) |
N (nuts) | P (paper) | Q (queen) | R (rain) | S (sea) |
T (teacher) | V (violin) | W (wind) | X (xylophone) | Y (yellow) |
Z (zero) | ||||
CK (rocket) | DR (dragon) | FL (fly) | FR (framingo) | PL (play) |
PR (princess) | SC (scale) | SK (sky) | SL (sleep) | SM (small) |
SN (snail) | SP (spoon) | ST (store) | SW (swim) | SCR (scream) |
SPL (split) | SPR (spring) | SQU (squid) | STR (street) | |
SH (sheep) | CH (cheese) | TH (math) | CK (chick) | PH (photo) |
ER (teacher) | IR (shirt) | OR (work) | UR (curry) | AR (car) |
EAR (hear) | LL (jelly) | SS (grass) | FF (muffin) | QU (queen) |
NG (ring) | NK (ink) | NT (tent) | CR (crab) | SM (smile) |
NCH (bench) | XT (text) | TR (truck) | LF (half) | LP (help) |
こうして表にするとたくさんありますね!
全てを「丸暗記」する必要はありません。上記のおすすめ教材でも全てのコンビネーションを問題にはしていません。
というのも、単音の母音、子音と、よくあるコンビネーションを暗記したあとは、新しい単語を覚えながら、自然とフォニックスの関係も学んでいくということです。
特殊な子音のコンビネーションなどは、単語ごとに丸ごと覚えていくのが早いです。
確認程度に、子音のコンビネーションが含まれた単語を読ませて、フォニックスも同時に見せるくらいでいいと思います。
【実践報告】フォニックスの効果
私の英語教室でも、ワークシートを使ったり、絵に描いたりして、実際に発音しながらフォニックスを覚えています。
ひとつひとつの音を確認するので、発音が劇的に良くなりました。
小学校に入ってからフォニックス学習を始めた子は、3年生で、だいぶ音に慣れてきて、目にする単語を読もうとする姿勢が見れたので、簡単な絵本を読み始めました。
小学校で、ローマ字の学習が始まると、どうしてもローマ字読みと混ざってしまうときがありますが、直しながら繰り返していくと、自然とローマ字読みが間違っているとわかってきます。
幼児から小学校高学年まで、多読を目指してフォニックス学習に取り組んでいます!
フォニックスがわかるようになると、期待できる効果は、、、
まずは、アルファベットを覚えて、そのあとワークシートやフラッシュカード、音声の教材を使って、すぐに英語学習の一つに取り込めるといいですね!
まとめ
とにかく繰り返して、耳で覚え、目で覚えていくことが重要です。
単音の子音と母音の読み方、よくある子音のコンビネーションや、子音+母音のコンビネーションを覚えたら、特殊な子音のコンビネーションを全て覚えようとしなくて大丈夫!
単語を丸ごと覚えて行けば、特殊なフォニックスは次第にわかってくるはずです。
アルファベットと同じように、ABCの歌を歌う感覚で、フォニックスも幼児の頃から慣れさせて、発音に意識を持つように英語の習得を進めていきましょう!
コメント